営業の転職先

営業から次に何になれるかの全体像人向けのページです。

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このページの結論

このページは「営業経験をどこに持っていけるか」の一覧です。辞めるかどうかの判断そのものは扱いません。営業経験は20代の職種転換のなかで最も持ち運びが効き、事務・企画・カスタマーサクセス・施工管理・生産管理まで接続できます。ただし年収の伸びしろは行き先ごとに大きく違うため、6方向を「何を捨てて何を取るか」で並べて比べてください。

このページの内容
  1. このページの使い方(と、使わない方がよい場合)
  2. 営業から行ける6つの方向
  3. 6方向を、求人の出方で並べ直す
  4. 「営業しかできない」は本当か
  5. 年齢別に見た、動くべきタイミング
  6. 6方向を1つに絞るための質問
  7. 法人営業・個人営業・ルート営業で、転職のしやすさは変わる

先に結論だけ

営業→次に行ける職種
このページの役割
行き先の全体像判断は「営業 辞めたい」側
行ける職種の数
6分類営業内の移動を含む
最も通りやすい先
インサイドセールス
最も年収が伸びる先
高単価商材の営業
最も難しい先
一般事務求人倍率が低い
営業の有効求人倍率
2.16倍公的統計
営業25〜29歳の年収推計
約484万円公的統計
全産業の3年以内離職率
33.8%公的統計
紹介可能求人数
未取得未取得

このページの使い方(と、使わない方がよい場合)

営業まわりのページは役割を分けています。今の状態に合う方から読んでください。

今の状態読むべきページそこで分かること
行き先の候補を一覧で見たいこのページ6方向の比較表・年齢別に狙える範囲
辞めるかどうかを決めたい営業を辞めたい20代の受け皿辞める理由の切り分け・辞める時期・退職の段取り
職種以前に、会社自体が原因か知りたい会社を辞めたい20代へ会社起因か、それ以外かを先に切り分ける判定
自分が営業に向いているか知りたい営業が向いていないのかを切り分ける性格ではなく商材・手法との相性で見る診断
今の年収が妥当か知りたい営業の年齢別年収年齢階級別の一次統計と、求人票の読み方

このページは意思決定のページではありません。 「辞めるべきか」で迷っている段階なら、2行目から読んだ方が早く進みます。 ここは行き先が決まっていない人、または候補を横並びで比べたい人のための一覧です。

営業から行ける6つの方向

営業からの転職先を「職種名」で並べても選べません。 何を捨てて何を取るかで分類すると判断できます。

方向代表職種仕事内容難易度年収働き方捨てるもの向いている人
①商材を上げる不動産・金融・SaaS営業高単価商材の新規開拓・既存深耕中大きく上がる変わらない〜悪化労働時間年収を最優先でき、労働時間の増加を許容できる人
②手法を変える反響営業・ルート営業問い合わせ対応・既存顧客訪問が中心やさしい横ばい改善インセンティブ営業は続けたいが新規開拓の負荷を下げたい人
③内勤化するインサイドセールス・CS電話・オンラインでの商談設定や既存顧客対応やさしいやや下がる大きく改善歩合内勤・暦通りの休みを優先し、歩合が減っても構わない人
④支える側へ営業事務・一般事務受発注処理・書類作成・電話応対難しい下がる大きく改善年収の伸びしろ数字に追われる働き方から離れたい人(ただし競争は最も激しい)
⑤管理系へ生産管理・施工管理工程・納期の管理と現場との調整中横ばい〜上がる職場による対人の主導権対顧客より対社内・対現場の調整が向いている人
⑥人材・無形商材へキャリアアドバイザー求職者との面談・求人紹介・企業との調整やさしい横ばい改善—モノより人の意思決定を支援する仕事にやりがいを感じる人

相談を受けていて最も多い誤解が、④を「楽な選択」だと思っていることです。 一般事務は、この6方向のなかで最も競争が激しく、最も年収の天井が低い選択肢です。

なお、この表には無いより狭い選択肢として「人事」があります。 求人が少なく難易度は高いものの、採用アシスタント経由という現実的な迂回路もあるため、 営業から人事に移れるのかを詳しく読む で個別に整理しています。

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6方向を、求人の出方で並べ直す

難易度を印象で語らないために、行き先の需給を並べます。 数字は厚生労働省の職業安定業務統計から取った、2025年の職業別有効求人倍率(パート含む常用)です。

方向対応する職業区分有効求人倍率
①②③(営業のまま移る)営業職業従事者2.16倍公的統計
⑤管理系(施工管理)建築・土木・測量技術者5.6倍公的統計
⑤管理系(生産管理)生産工程従事者1.54倍公的統計
(参考)IT方面情報処理・通信技術者1.5倍公的統計
—全職業1.12倍公的統計
④支える側へ一般事務従事者0.34倍公的統計

表の並びがそのまま入りやすさの順です。 ①②③⑤は求人が求職者より多い側、④だけが求職者の方が多い側にあります。

ここから導ける実務的な指針は1つです。 「内勤に移りたい」が動機なら、④ではなく③から探してください。 インサイドセールスは内勤・暦通りの休みという条件を満たしながら、 営業経験がそのまま職務経歴として通用します。 ④を第一志望にすると、条件が同じなのに最も狭い門を選ぶことになります。

「営業しかできない」は本当か

営業経験者が自分を過小評価しがちな理由は、営業のスキルが職務経歴書に書きにくいからです。 実際には次の3つを持っており、どれも他職種で希少です。

参考として、大卒の3年以内離職率は33.8%公的統計です。 20代で職種を変えること自体は例外的な行動ではありません。

年齢別に見た、動くべきタイミング

年齢採用のされ方狙える方向
20代前半ポテンシャル採用が中心①〜⑥すべて
20代後半ポテンシャル+実績①②③⑤⑥(④は厳しくなる)
30代前半実績・マネジメント経験①⑤⑥が中心

職種を変えるなら20代のうちが有利、というのはこの表の通りです。 特に④の事務系は、20代後半以降に未経験で入るのが急に難しくなります。

この表は営業経験がある前提で書いています。 正社員経験がまだ無い場合は狙い方が変わるため、 フリーターから20代で就職する場合のページ を先に確認してください。

6方向を1つに絞るための質問

比較表を見ても決められないときは、次の順に答えてください。 上から順に答えるだけで、6方向は1〜2個まで絞れます。

  1. 年収と時間、どちらを取りますか。 年収なら①、時間なら②③④。ここで半分に割れます
  2. 人と話すこと自体は苦ではありませんか。 苦でないなら②③⑥、苦なら④⑤。営業手法の問題と適性の問題はここで分かれます
  3. 成果が数字で見えないと張り合いがなくなりますか。 なるなら④は避けてください。事務職の成果は「何も起きないこと」です
  4. 5年後に別の職種へ移る可能性を残したいですか。 残したいなら①②③⑥。⑤の管理系は専門性が業界の中で閉じやすくなります
最も多いパターン

1で「時間」、2で「苦ではない」、3で「張り合いがなくなる」を選ぶ人が最多です。 この組み合わせの答えは③インサイドセールスで、 求人倍率の面でも入りやすく、営業経験が減点にならない唯一の内勤ルートです。

法人営業・個人営業・ルート営業で、転職のしやすさは変わる

ここまでの6方向は「営業」を一括りにしていますが、 現職のサブタイプによって通過率と注意点が変わります。

現職のサブタイプ強い方向転職時の注意点
法人営業①③⑤商材知識をそのまま使える先を選ぶと通過率が上がります。反響営業や個人営業向けは営業スタイルの再学習が必要です
個人営業(反響含む)①⑥インセンティブ比率が高い分、固定給中心の職種に移ると年収の下限が下がりやすいです。求人票の固定給の額を必ず確認してください
ルート営業②③新規開拓の実績が薄いと「攻めの営業」枠では不利になりやすいです。既存顧客対応・関係構築を評価する求人を優先してください

同じ「①商材を上げる」を選ぶ場合でも、現職がどのサブタイプかで通過率は変わります。 求人を見る前に、自分がどのサブタイプの営業かを一度整理してください。

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よくある質問

営業から事務に行くのは現実的ですか

可能ですが、この6方向のなかでは最も難易度が高い選択です。営業事務から入って社内で移るルートの方が成功率が上がります。

営業を続けた方がいいケースはありますか

つらさの原因が商材・上司・営業手法にある場合です。その場合は職種を変えなくても、扱う商材や会社を変えるだけで解決することがあります。

辞めるかどうかがまだ決まっていません

このページは行き先の一覧なので、判断の材料としては足りません。「営業 辞めたい」のページで、辞めたい理由の切り分けと辞める時期の決め方を扱っています。

内勤に移りたいのですが事務しかありませんか

インサイドセールスとカスタマーサクセスがあります。どちらも内勤で暦通りの休みが中心でありながら、営業経験がそのまま職務経歴として通用します。有効求人倍率の面でも一般事務より入りやすい領域です。

6方向のうち、迷ったらどれを見ればいいですか

年収と時間のどちらを優先するかを先に決めてください。年収なら高単価商材の営業、時間なら反響営業かインサイドセールスに絞れます。

LINEに登録したら、この6方向のどれかに勝手に決められませんか

決めません。どの方向を優先したいか(年収か時間か、営業を続けるか離れるか)を先に伝えていただければ、その条件に絞ってご案内します。6方向すべてを見せられて選べなくなる、ということはありません。

出典と調査日

項目数値出典確認日
全職業の有効求人倍率(2025年・パート含む常用)1.12倍公的統計厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」第21表 職業別労働市場関係指標2026-08-26
営業職業従事者の有効求人倍率(2025年・パート含む常用)2.16倍公的統計厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」第21表 職業別労働市場関係指標2026-08-26
情報処理・通信技術者の有効求人倍率(2025年・パート含む常用)1.5倍公的統計厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」第21表 職業別労働市場関係指標2026-08-26
一般事務従事者の有効求人倍率(2025年・パート含む常用)0.34倍公的統計厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」第21表 職業別労働市場関係指標2026-08-26
建築・土木・測量技術者の有効求人倍率(2025年・パート含む常用)5.6倍公的統計厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」第21表 職業別労働市場関係指標2026-08-26
生産工程従事者(工場)の有効求人倍率(2025年・パート含む常用)1.54倍公的統計厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」第21表 職業別労働市場関係指標2026-08-26
営業職(その他の営業職業従事者)25〜29歳の年収推計約484万円公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(職種)第5表 職種(小分類)、年齢階級別2026-08-26
大卒3年以内離職率33.8%公的統計厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」2022年3月卒業者(2025年3月までの3年間)2026-08-26

「他社メディア値・要一次確認」は、転職メディア等の二次情報として確認した数値です。 本番公開前に一次資料での確認・置換を行います。数値が取得できていない項目は「未取得」と明示し、推測値では埋めていません。

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最終更新: 2026-09-08/ページID: HUB-EIGYO(クラスタ A)