販売から営業への未経験転職

販売から営業に移れるか・年収は上がるか人向けのページです。

1分で診断する
このページの結論

販売・接客の年収は<strong>約304万円</strong><span class="badge public">公的統計</span>(20代前半)〜<strong>約351万円</strong><span class="badge public">公的統計</span>(20代後半)です。ここから営業への転職は、20代なら未経験でも十分に現実的です。接客で身につけた「初対面の相手と話す力」がそのまま評価されるため、職種転換のなかでは難易度が低い部類に入ります。ただし年収が上がるかは「どの営業か」で決まり、無条件に上がるわけではありません。

このページの内容
  1. なぜ販売・接客からの営業転職は通りやすいのか
  2. 販売・接客の年収と、営業に移ると何が変わるか
  3. 需給から見ても、このルートは無理をしていません
  4. 販売・接客から行ける営業の4タイプ
  5. 東京と大阪で、応募先の選び方が少し変わります
  6. 面接で聞かれること(と、答え方の型)

先に結論だけ

販売・接客→営業
転職難易度
★★☆☆☆やさしい(20代・未経験可)
営業の有効求人倍率
2.16倍公的統計全職業は1.12倍
販売の有効求人倍率
1.97倍公的統計
想定年収レンジ
280〜480万円仮データプロトタイプ用の仮値
紹介可能求人数
未取得未取得circus CA画面に未到達
未経験可能性
高い掲載求人の多くが「未経験可」表記
活かせる経験
接客・提案・売場管理
必要スキル
特になし入社後研修で補える求人が中心
休日
土日祝が選べる法人営業なら暦通りが多い
残業
月10〜25時間仮データ
おすすめ度
★★★★★伸びしろ転職の主力ルート

なぜ販売・接客からの営業転職は通りやすいのか

営業職の採用で企業が最も重く見るのは「初対面の人と抵抗なく話せるか」です。 販売・接客はこれを毎日やっている職種なので、面接での説得力が最初から高い状態にあります。

もう一つの理由が、単純に募集数です。営業は慢性的に人が足りない職種で、 20代であれば経験より人柄とポテンシャルで採用する求人が多く存在します。

そして見落とされがちなのが離職率です。小売業の大卒3年以内離職率は40.4%公的統計、 宿泊業・飲食サービス業では55.4%公的統計に達します。 つまりあなたと同じ立場で辞めている人は多数派に近く、企業側もそれを前提に採用しています。 「販売を3年で辞めた」ことが不利に働く場面は、あなたが思っているより少ないということです。

販売・接客の年収と、営業に移ると何が変わるか

まず現在地を数字で確認します。賃金構造基本統計調査の職種別データでは、 販売職(販売店員)の年収は20〜24歳で約304万円公的統計、25〜29歳で約351万円公的統計です。 接客・給仕職業従事者もほぼ同水準で推移します。

ここから営業に移れば年収が上がる、というのは誤りです。 同じ賃金構造基本統計調査で、営業職(その他の営業職業従事者)の年収は 20〜24歳で約376万円公的統計、25〜29歳で約484万円公的統計。 差がつくのは20代後半からだと分かります。

転職メディアが出している「営業の平均年収」はこれより大きい数字であることが多いのですが、 40代以上や管理職を含む平均であることが多く、20代の実感とは一致しません。

上がりやすいパターン

下がりやすいパターン

年収と働き方は基本的にトレードオフです。どちらを取るかを決めてから求人を見ないと、 条件の良し悪しを判断できません。

あなたが応募できる求人を確認する

LINEで無料相談する

登録は無料です。電話での勧誘はしません。

需給から見ても、このルートは無理をしていません

「通りやすい」を印象論で終わらせないために、需給を数字で確認します。 厚生労働省が集計している職業別の有効求人倍率(2025年・パート含む常用)を並べます。

職業(統計上の区分)有効求人倍率このルートでの位置づけ
営業職業従事者2.16倍公的統計移る先
販売従事者1.97倍公的統計現職
接客・給仕職業従事者2.59倍公的統計現職
全職業1.12倍公的統計比較の基準
一般事務従事者0.34倍公的統計もう一つの候補

移る先(営業)と現職(販売・接客)がどちらも全職業平均を上回っています。 これは失敗しても戻れる往復可能なルートだということです。

一方、もう一つの人気候補である一般事務は求職者の方が多い側にあります。 販売から事務を直接狙う場合、同じ「未経験の職種転換」でも通過率がまったく違います。 目的が土日祝休みや立ち仕事の解消なら、法人営業でも同じ条件が満たせることは 先に知っておいてください。

販売・接客から行ける営業の4タイプ

タイプ向いている人年収の伸び休日未経験可
法人向けルート営業既存顧客とじっくり関係を作りたいゆるやか土日祝が多い可
人材・広告の法人新規営業数字で評価されたい大きい土日祝が多い可
不動産・住宅の反響営業接客の延長で高単価を扱いたい非常に大きい平日休みが多い可
インサイドセールス外回りを避けたい・内勤希望ゆるやか土日祝が多い可

接客経験が最も直接的に効くのは「反響営業」です。 自分から売り込むのではなく、問い合わせてきた相手に接客するという構造が売場と同じだからです。 一方で平日休みになりやすい点は事前に理解しておく必要があります。

東京と大阪で、応募先の選び方が少し変わります

営業求人は東京・大阪に集中します。ただし2つの都市で商材の構成が違うため、 応募先の絞り方も変えた方が効率的です。まず賃金の水準を確認します (所定内給与額・月額・男女計)。

20〜24歳25〜29歳全年齢
東京都25.4万円公的統計29.5万円公的統計40.4万円公的統計
大阪府24.0万円公的統計26.9万円公的統計34.8万円公的統計
全国23.2万円公的統計26.7万円公的統計33.0万円公的統計

この年代(20〜24歳)での東京・大阪間の差は月額1.4万円(年約17万円)公的統計にとどまります。 20代のうちは、住む場所で年収が決まるわけではありません。 一方、全年齢では差が開きます。これは年次が上がるほど扱う案件の規模で差がつくためです。

実務上の使い方は1つです。 提示された固定給を、この表の同年代の水準と並べてください。 販売職からの転職では「年収400万円可」といった表記を見かけますが、 その多くはインセンティブを含んだ理論値です。 比べるべきなのは、達成しなくても必ず支払われる固定給の額です。

面接で聞かれること(と、答え方の型)

販売から営業への転職では、聞かれることがほぼ決まっています。

  1. 「なぜ販売を辞めるのですか」 — 現職の不満だけで終わらせず、 「立ち仕事がつらい」ではなく「成果が数字で残る仕事がしたい」のように、次に向かう言葉に変換します。
  2. 「営業のどこがイメージできていますか」 — 断られる前提の仕事だと理解していることを示します。 ここで「人と話すのが好きなので」だけで止まると、ほぼ評価されません。
  3. 「販売で工夫したことは」 — 売上を伸ばした具体的な行動を1つ。 数字は正確でなくても構いませんが、行動は具体的に話す必要があります。

逆に言えば、この3つに答えられれば選考の大半は通過します。

あなたが応募できる求人を確認する

LINEで無料相談する

登録は無料です。電話での勧誘はしません。

よくある質問

販売経験しかなくても営業に転職できますか

20代であれば可能です。営業求人の多くが未経験可で募集されており、接客経験は営業適性の判断材料としてそのまま評価されます。

年収は必ず上がりますか

上がりません。インセンティブ比率の高い営業に移れば上がりやすい一方、土日祝休みなど条件を優先すると下がることもあります。

何歳までに動くべきですか

未経験での職種転換はポテンシャル採用が前提になるため、20代のうちが有利です。20代後半になると同職種での経験が問われる求人の比率が上がります。

営業が合わなかったら販売に戻れますか

戻れます。販売従事者・接客給仕職業従事者はいずれも有効求人倍率が全職業平均を上回っており、経験者が戻る余地は残っています。

求人票の「年収400万円可」はあてになりますか

インセンティブを含んだ理論値であることが多いため、固定給の額を必ず確認してください。達成しなくても支払われる部分が、実質的な条件です。

販売から営業への転職は厳しいですか

20代であれば、難易度は低い部類です。営業は有効求人倍率が全職業平均を上回る人手不足の職種で、未経験採用も多く行われています。小売業からの離職は珍しくないため、販売から異動を検討すること自体、特別な選択ではありません。

出典と調査日

項目数値出典確認日
全職業の有効求人倍率(2025年・パート含む常用)1.12倍公的統計厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」第21表 職業別労働市場関係指標2026-08-26
営業職業従事者の有効求人倍率(2025年・パート含む常用)2.16倍公的統計厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」第21表 職業別労働市場関係指標2026-08-26
販売従事者の有効求人倍率(2025年・パート含む常用)1.97倍公的統計厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」第21表 職業別労働市場関係指標2026-08-26
一般事務従事者の有効求人倍率(2025年・パート含む常用)0.34倍公的統計厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」第21表 職業別労働市場関係指標2026-08-26
接客・給仕職業従事者の有効求人倍率(2025年・パート含む常用)2.59倍公的統計厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」第21表 職業別労働市場関係指標2026-08-26
営業職(その他の営業職業従事者)20〜24歳の年収推計約376万円公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(職種)第5表 職種(小分類)、年齢階級別2026-08-26
営業職(その他の営業職業従事者)25〜29歳の年収推計約484万円公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(職種)第5表 職種(小分類)、年齢階級別2026-08-26
販売(販売店員)20〜24歳の年収推計約304万円公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(職種)第5表 職種(小分類)、年齢階級別2026-08-26
販売(販売店員)25〜29歳の年収推計約351万円公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(職種)第5表 職種(小分類)、年齢階級別2026-08-26
飲食(飲食物調理従事者)20〜24歳の年収推計約304万円公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(職種)第5表 職種(小分類)、年齢階級別2026-08-26
大阪府 20〜24歳の所定内給与額(月額・男女計)24.0万円公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」都道府県別第1表 都道府県、年齢階級別2026-08-26
大阪府 25〜29歳の所定内給与額(月額・男女計)26.9万円公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」都道府県別第1表 都道府県、年齢階級別2026-08-26
大阪府 全年齢の所定内給与額(月額・男女計)34.8万円公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」都道府県別第1表(348.0千円)2026-08-26
東京都 20〜24歳の所定内給与額(月額・男女計)25.4万円公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」都道府県別第1表 都道府県、年齢階級別2026-08-26
東京都 25〜29歳の所定内給与額(月額・男女計)29.5万円公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」都道府県別第1表 都道府県、年齢階級別2026-08-26
東京都 全年齢の所定内給与額(月額・男女計)40.4万円公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」都道府県別第1表(403.7千円。全国計330.4千円で全国1位)2026-08-26
20〜24歳の東京都と大阪府の所定内給与額の差月額1.4万円(年約17万円)公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」都道府県別第1表より算出(254.2−240.4=13.8千円)2026-08-26
宿泊業・飲食サービス業(大卒)3年以内離職率55.4%公的統計厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」2022年3月卒業者・産業別2026-08-26
小売業(大卒)3年以内離職率40.4%公的統計厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」2022年3月卒業者・産業別2026-08-26
20〜24歳の所定内給与額(月額・男女計)23.2万円公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」第2表(232.5千円、前年比+3.5%)2026-08-26
25〜29歳の所定内給与額(月額・男女計)26.7万円公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」第2表(267.2千円、前年比+3.4%)2026-08-26
一般労働者の所定内給与額(月額・男女計)33.0万円公的統計厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」第2表(330.4千円、前年比+3.8%)2026-08-26

「他社メディア値・要一次確認」は、転職メディア等の二次情報として確認した数値です。 本番公開前に一次資料での確認・置換を行います。数値が取得できていない項目は「未取得」と明示し、推測値では埋めていません。

キャリアアドバイザーに 無料で相談する!

LINEで無料相談する
  1. 登録直後:自動メッセージが1通届きます。電話はかかってきません
  2. 3つ質問:希望職種・勤務地・今の状況。1分で終わります
  3. 求人を確認:条件に合う求人があるかを確認し、あれば企業名つきでご案内します
  4. 話したくなったら:そこで初めて面談を案内します。断っても構いません

登録は無料です。電話での勧誘はしません。

最終更新: 2026-09-08/ページID: A-HANBAI-EIGYO(クラスタ A)