書類添削は入り口にすぎません|使わないと本当に損する7つの理由
「転職エージェントって、結局何が得なんですか」
面談でよく聞かれる質問です。「書類を見てもらえる」くらいのイメージで登録する方が多いのですが、実際にはそれ以外の部分にも価値があります。
この記事では、メリットを7つに整理して、それぞれ実例つきで説明します。無料で使える理由や、担当者の質の見分け方は別の記事にまとめているので、気になる方はそちらもあわせて読んでみてください。
初回面談の15分で担当者の当たり外れを見抜く方法は、こちらの記事に書いています。
この記事で分かること
- 書類が「通る形」に変わる
- 求人票に載っていない情報が手に入る
- 日程調整をしなくていい
- 年収交渉を代わりにやってもらえる
- 非公開求人に出会える
- 落ちた理由が分かることがある
- 転職市場を知っている第三者に相談できる
1. 書類が「通る形」に変わる
書類選考で落ちている人の多くは、経歴が弱いのではなく、書き方で損をしています。
```
× 営業事務として、受発注業務を担当していました。
```
これだけでは、採用担当者は何も判断できません。規模・件数・結果が書かれていないからです。
```
◯ 従業員120名の商社で、月間約300件の受発注処理と、
営業担当5名のサポートを担当。問い合わせ対応マニュアルを
整備し、新人の対応時間を平均15分短縮した。
```
同じ経歴でも、こう書き換えるだけで通過率が変わります。この書き換え作業を、エージェントは無料でやってくれます。
ここで効くのは、1人の担当者が年間で何十人分もの書類を見ている、という経験値です。「営業職はこの書き方で通りやすい」「事務職はこの数字が抜けがち」といった、業界・職種ごとの傾向を蓄積して持っています。自分ひとりで書き直すより、通る形に近づくスピードが速くなります。
2. 求人票に載っていない情報が手に入る
求人票には、いいことしか書けません。実際の残業時間、前任者が辞めた理由、部署の年齢構成といった情報は、書きようがないからです。
企業と直接やり取りしているエージェントは、こうした情報を持っています。特に効くのが「その企業が過去に採用した人の傾向」です。「未経験でも受かった人はこういう共通点があった」「この部署は前職が営業の人が定着しやすい」といった、求人票のどこにも載っていない合否のパターンまで聞けることがあります。聞けば答えてくれますが、聞かなければ出てきません。
3. 日程調整をしなくていい
在職しながらの転職活動で、地味に体力を削られるのがこの作業です。5社受ければ5社分の日程メールを、仕事の合間に返すことになります。
エージェントを使うと、この調整をまるごと代行してもらえます。「今週の水曜19時以降なら」と伝えるだけで、あとは企業とのやり取りを引き受けてくれます。
4. 年収交渉を代わりにやってもらえる
自分で「もう少し年収を上げてほしい」と言うのは、正直かなり気まずいものです。しかもタイミングを間違えると印象を落とします。
エージェントが交渉すると通りやすくなる理由は、単に代わりに言ってくれるからではありません。「この業界・このポジションなら、これくらいの水準が相場」という他社の実例を、企業側にも交渉材料として提示できるからです。個人が「相場はこのくらいのはずです」と主張するより、第三者が実例つきで伝えるほうが、企業側も納得材料として受け取りやすくなります。
5. 非公開求人に出会える
「増員を公にしたくない」「応募が殺到すると選考しきれない」といった理由で、エージェント経由でしか出していない求人があります。
具体的には、幹部候補の後任探し、事業拡大前の先行採用、特定の担当者が抜けた穴を埋めるためのピンポイント募集などが多い傾向です。数としてはそこまで多くありませんが、条件が良い案件も混ざっていることがあるので、「非公開求人はありますか」と一言聞いてみる価値はあります。
6. 落ちた理由が分かることがある
自分で応募すると、不採用通知に理由は書かれません。エージェント経由だと、企業からフィードバックが戻ってくることがあります。落ちた理由の具体的なパターンと、それぞれの直し方は、担当者の見抜き方をまとめた記事のほうに詳しく書いています。ここでは1点だけ。フィードバックが「もらえるかどうか」自体が、担当者によって差が出るという点です。企業との関係が薄い担当者だと、そもそも理由を聞き出せていないこともあります。
7. 転職市場を知っている第三者に相談できる
正直に書きます。エージェントは、あなたが入社すれば企業から報酬を受け取る立場なので、完全に利害関係がないわけではありません。ただ、家族や同僚とは違う種類の相手であることは確かです。
家族に言えば心配され、同僚に言えば気まずくなる話でも、日常的に同じ悩みを聞いている第三者になら話せることがあります。実際に面談でよく出るのは、こういう相談です。
- 「今の会社、辞めるべきかどうか自体が分からない」
- 「年収400万円は、自分の経験だと低いのか、普通なのか判断がつかない」
- 「未経験から営業職に行けるのか、そもそも現実的か分からない」
これらは、家族に聞いても「無理しないで」としか言われず、同僚には聞きにくい話です。転職市場の相場観を持っている相手だからこそ、答えが出せる質問があります。
よくある質問
7つのメリットを、全部使い切る必要はありますか
ありません。書類添削だけを頼んで、日程調整は自分でやる、という部分的な使い方でも構いません。使いたい部分だけ使って、あとは自分で進める人も多くいます。
メリットばかり強調されると、逆に不安になります
正直な感覚だと思います。デメリットや注意点も別の記事にまとめているので、両方読んだうえで判断してもらうのがいちばん納得感があります。
まとめ
- 書類が通る形に変わる。数字を入れるだけで判断材料が増える
- 求人票にない情報は、聞けば教えてもらえる
- 日程調整・年収交渉という、地味に体力を使う作業を代行してもらえる
- 非公開求人・落ちた理由・転職市場に詳しい相談相手。この3つは自分だけでは手に入らない
無料で使えるサービスなので、遠慮せずに使い倒して構いません。担当者との具体的な付き合い方や、良い担当者の見分け方は、別記事で詳しく書いています。
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ここまで読んで、「自分の経歴も、実は書き方次第で変わるのでは」と思ったなら、その勘は当たっている可能性が高いです。
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