新卒半年・3ヶ月で辞めたいのは甘え?3年以内に33.8%が辞めている事実
「甘えかもしれない」——そう自分に言ってから、この記事を開いていませんか。
辞めたい理由がはっきりしている人も、何がつらいのかまだうまく言葉にできない人も、その手前で同じ後ろめたさを抱えていることがあります。
先に結論だけ言うと、新卒で就職してから3年以内に離職する人は、大卒で33.8%、高卒で37.9%います(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」、令和4年3月卒業者、2026-08-26確認)。半年で辞めたいと感じているのも、3ヶ月で辞めたいと感じているのも、甘えかどうかで決まる話ではありません。その気持ちがどこから来ているのかを、この記事で一緒に見ていきます。
気持ちを整えるのはこのページで、実際の転職市場データ(第二新卒の転職難易度・求人動向)は[こちらの記事](/data/daini-shinsotsu-nando/)で。迷ったときは両方をあわせて読むと判断しやすくなります。
この記事で分かること
- 「半年で辞めたい」と「3ヶ月で辞めたい」は、同じ後ろめたさでできています
- 「石の上にも三年」より先に、知っておいた方がいい数字があります
- 「早すぎるのでは」という不安も、同じ数字が答えている
- 次の面接で「なぜ辞めたのか」と聞かれたとき、何から考えればいいか
- 親や周囲にどう話すか、を考える前に、自分がどう納得しているかを先に決める
- よくある質問
- 出典と調査日
まずは、「半年」と「3ヶ月」、それぞれの気まずさの正体から確かめていきます。
「半年で辞めたい」と「3ヶ月で辞めたい」は、同じ後ろめたさでできています
新卒で半年、あるいは3ヶ月というタイミングで「辞めたい」と感じたとき、多くの人の頭にあるのは同じ3つの後ろめたさです。
親に何と言えばいいか。次の面接で「なぜ半年で辞めたのか」と聞かれたら何と答えるか。そして、履歴書に消えない傷がつくのではないか。「辞めたい」と感じる前に、この3つが先に頭に浮かんでくることも多くあります。
配属されたばかりで仕事の全体像がまだ見えていない人ほど、「自分の努力不足なのでは」と考えがちです。配属直後の数ヶ月は、誰にとっても、まだ知らない環境に慣れることだけで体力を使う時期でもあります。
「3ヶ月で音を上げるなんて」という言葉は、実際に誰かに言われたわけではなく、自分で先回りして想像していることも多くあります。
「石の上にも三年」より先に、知っておいた方がいい数字があります
厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況」という調査によると、令和4年3月に卒業して就職した人のうち、3年以内に離職した人の割合は、大卒で33.8%、高卒で37.9%です(2026-08-26確認)。
| 学歴 | 3年以内の離職率 |
|---|---|
| 大卒 | 33.8% |
| 高卒 | 37.9% |
半年や3ヶ月という時期は、この「3年以内」という区切りの、まだ入り口に近い部分にあたります。この数字は、辞めたい気持ちの是非を判定するためのものではありません。ただ、そうした感覚を一人だけで抱えている状況ではないことは、事実として持っておいてください。
「早すぎるのでは」という不安も、同じ数字が答えている
「20代で転職するのは早すぎるのでは」という不安も、同じ数字の中に含まれています。3年以内に離職した33.8%、37.9%という数字には、早い段階で動いた人も、時間をかけて動いた人も、どちらも含まれています。何年目に動いたかによって、その決断の重さが変わるわけではありません。
20代のうちに一度動いた経験がある人は、周囲にもそれなりにいます。ただ、その経験は表立って話題にならないことが多いため、自分だけが早すぎるように感じてしまいます。
わたしたちが日々紹介している求人の中にも、社会人経験の年数を細かく区切らない未経験可のものは多くあります。何から考え始めればいいかは、次の見出しでお伝えします。
気持ちの正体も、早すぎるわけではないことも、ここまでで見えてきたと思います。ただ、今の状況が自分の工夫で変えられる範囲なのか、環境そのものが合っていないのかは、自分だけで決め切るのが難しい場合もあります。[転職した方がいいか診断してみる](/shindan/tenshoku-subeki/)と、状況を客観的に見きわめる手がかりになります。
次の面接で「なぜ辞めたのか」と聞かれたとき、何から考えればいいか
次の面接で「なぜ半年で辞めたのか」「なぜ3ヶ月で辞めたのか」と聞かれる場面は、実際に来ます。ここでうまく答えられるかどうかを、今のうちから心配しすぎる必要はありません。
考え始める順番としては、まず「辞めたい理由」と「次にやりたいこと」を分けて整理することから始まります。辞めたい理由だけを話すと、不満の表明に聞こえやすくなります。次の方向性もあわせて伝えると、伝わり方が変わります。
具体的な言い回しまで詰めるのは、書類作成や面接対策の中で一緒に進めていく話です。この記事では、考え方の順番を示すところまでにとどめます。
親や周囲にどう話すか、を考える前に、自分がどう納得しているかを先に決める
親や周囲にどう話すかを先に考え始めると、伝え方の正解探しで止まってしまうことがあります。実際には、自分の中で「なぜ辞めたいのか」「次にどうしたいのか」がある程度納得できていないと、誰に何と言っても、うまく言葉にならないことが多いです。
言わないまま日々を過ごしていると、後ろめたさだけが少しずつ積み重なっていきます。誰かに話すタイミングは、自分の中の納得が先にできてから決めても遅くありません。
親に話すときも、職場の人に話すときも、伝える相手によって話す内容の重さを変えていいということも、覚えておいてください。
新卒・半年という状況にしぼって書きましたが、20代の「会社を辞めたい」全般についてまとめた記事もあります。→ [20代が会社を辞めたいと感じたときに](/nayami/kaisha-yametai-20dai/)
よくある質問
新卒半年で辞めるのは甘えですか
甘えかどうかで判断する必要はありません。大卒で33.8%、高卒で37.9%が3年以内に離職しているという厚生労働省のデータもあり(2026-08-26確認)、半年というタイミングで後ろめたさを感じているのは、あなただけではありません。
新卒3ヶ月で辞めても転職はできますか
わたしたちが日々紹介している求人の中にも、社会人経験の年数を細かく区切らない未経験可のものは多くあります。3ヶ月という期間の短さだけで、転職そのものが難しくなるとは限りません。
面接で「なぜ半年で辞めたのか」と聞かれたら何と答えればいいですか
辞めたい理由と、次にやりたいことを分けて整理するところから考えてみてください。理由だけでなく、次の方向性もあわせて伝えると、伝わり方が変わります。
親にはいつ、どう伝えればいいですか
先に伝え方を決めようとすると止まってしまうことがあります。自分の中で「なぜ辞めたいのか」「次にどうしたいのか」がある程度納得できてから伝えると、話しやすくなります。
「20代で転職するのは早すぎる」と言われそうで不安です
3年以内に離職した33.8%、37.9%という数字には、早い段階で動いた人も含まれています。何年目に動いたかによって、その決断の意味が変わるわけではありません。
出典と調査日
- 厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」(令和4年3月卒業者・3年以内離職率:大卒33.8%・高卒37.9%)。確認日2026-08-26
まとめ
- 大卒33.8%・高卒37.9%が、3年以内に離職しています(厚生労働省調べ、2026-08-26確認)
- 半年や3ヶ月というタイミングで辞めたいと感じるのも、この数字の中に含まれています
- 「早すぎる」という不安も、同じ数字の中に答えがあります
- 面接では、辞めたい理由と次にやりたいことを分けて考えると、伝わり方が変わります
- 親や周囲に話す前に、自分の中の納得を先に決めておくと、話しやすくなります
「甘えかもしれない」という前置きは、自分に言い聞かせなくても大丈夫です。数字も、後ろめたさの理由も、ここまでで一通り確認できました。
「甘えかどうか」を、自分で裁いてから相談する必要はありません
ここまで、その気持ちの中身も、あなただけではないことも見てきました。それでも、今の状況が
自分の工夫で変えられる範囲なのか、環境が合っていないのかを自分だけで決め切るのは、実際は難しい
こともあります。まだ「辞める」と決めていなくても、話してみることはできます。
伸びしろ転職では、20代を中心に年間4,000人以上の転職相談を受けています。
履歴書・職務経歴書の相談も、面接対策も、求人紹介も、相談だけでも無料です。無理な求人紹介や
電話営業もしません。
日々の転職情報はInstagramでも発信しています。
キャリアアドバイザーに 無料で相談する!
LINEで無料相談する- 登録直後:自動メッセージが1通届きます。電話はかかってきません
- 3つ質問:希望職種・勤務地・今の状況。1分で終わります
- 求人を確認:条件に合う求人があるかを確認し、あれば企業名つきでご案内します
- 話したくなったら:そこで初めて面談を案内します。断っても構いません
登録は無料です。電話での勧誘はしません。